UML入門
みなさん、こんにちは、先日の社内研修でUMLの話しをしましたので、
学習した知識をみなさんに紹介したいと思います。
まずML(model language)とは何ですかについて紹介します。
モデリング言語の定義:
ルールが定義づけられた構造により、情報・知識・システムを表現するために使われる人工的な言語。
図式形式とテキスト形式2種類があります。
UMLとは:
統一モデリング言語
主にオブジェクト指向や設計のための記法が統一化されたモデリング言語
Q. UMLはソフトウェア仕様ですか?
A. ソフトウェアを中心とするシステムの仕様を記述し、視覚化し、構築し、文書化するために設計
UMLのダイアグラムは構造図と振る舞い図に分類されます。
- 構造図:システムの静的な構造を示す図
- 例:クラス図、オブジェクト図、コンポーネント図、配置図、パッケージ図
- 振る舞い図:システムの振る舞いを示す図
- 例:ユースケース図、シーケンス図、タイミング図、アクティビティ図
※講師がSysmlも少し触れたのですが、ここでは詳しく紹介しません。(SysmlはUMLの拡張と覚えれば大丈夫です)
次は構造図の中にあるクラス図について書きたいと思います。
- クラス図
システムを構成するクラスとそれらの関係を表現する。各クラスが保持する属性(プロパティ)や操作(メソッド)も表現する。
ユーザの要求に対するシステムの振る舞いを表現する図であり、システムの要件定義について俯瞰的情報を提供する。
ユースケース図構成要素:
- シーケンス図
クラスやオブジェクト間のやりとりを時間軸に沿って表現する図である。
シーケンス図の構成要素: