【Raspberry Pi】固定IPアドレス設定
前回ラズパイに古いHDDを接続して、家のファイルサーバー化を実践したが、数日して接続できない不具合が発生・・・
よくよく考えたらIPアドレスの固定化をしていなかった(;・∀・)
というわけでIPアドレスを固定化する。
ラズパイのネットワーク設定ファイルの編集
設定ファイルは下記の場所にあるので、viで編集
sudo vi /etc/dhcpcd.conf
# fallback to static profile on eth0 #interface eth0 #fallback static_eth0 interfacec eht0 static ip_address = 192.168.1.○○○/24 static routers=192.168.1.○○○ static domain_name_servers=192.168.1.○○
因みに上記の設定内容はこうなっている。
ip_address : IPアドレスとネットマスクを設定
routers : ディフォルトゲートウェイ
domain_name_servers : DNSサーバー
ネットマスクとは、ホストアドレスの事。
IPアドレスは、ネットワークアドレスとホストアドレスに分かれており、ホストアドレスで確保するByte量で割り振れる機器の数が変わる。そのため、どこまでがネットワークアドレスで、ホストアドレスなのかを設定する必要があり、ホストアドレスに1Byte使用する場合は。
192.168.1.0/255.255.255.0 192.168.1.0/24
のどちらかで表現する形になる。2つは同じ意味で、24は単純に24bit目までが1で設定されているという事を表しているだけ。(255は2進数で表すとすべて1になるため)
ディフォルトゲートウェイは、ネットワーク間でのやり取りをする際に通信を可能にするもの。基本的には1つのネットワーク内に1つあり、ルーターがその役割を担っている。
DNSサーバーは、ドメインをIPアドレスに変換するもの。調べたところ、ルーターの中にDNSサーバーのLite版が入っており、それが本DNSサーバーにつながっているらしい。なので、ルーターと同じIPアドレスになっているそうです。(;・∀・)知らんかった・・・
再起動して有効化
というわけで、設定が済んだらネットワークの設定を下記のコマンドで適応して終了
sudo /etc/init.d/dhcpcd restart
おわりに
これで、気が付いたらつながらなくなっている事象からは脱出。リモートメインで使うものが少なかったせいか、見事にはまってしまった…やっぱり基本が大切(;・∀・)